2022年12月20日

グレードの良い卵が凍結出来ました

皆さん、おはようございます。

神奈川県座間市、海老名市で不妊整体をしています、柔道整復師の菊地奈美子です。

1ヶ月以上もブログの更新が止まってしまっていましたΣ(￣。￣ﾉ)ﾉ

毎日が本当にあっという間に過ぎてしまっていますね。

先日、当院の患者さんから「今までよりグレードの良い卵が凍結出来ました」というお言葉をいただきました。

生殖医療でのサポートで体外受精にチャレンジされている方にとって気になるのは採卵数や凍結数のことではないかなと思います。

人工授精やタイミング療法をしている方にももちろん関係のあることですが、体外受精のチャレンジの方は、卵の状態（＝質）がよりリアルに見えて来ます。

近年、ほとんどのクリニックでは、採卵し受精した卵を胚盤胞といって採卵後5日目から着床前までの細胞分裂した受精卵を凍結し、移植に進む流れです。

なぜ、胚盤胞まで分割させて凍結をするのか？

凍結させることの主なメリットは、採卵後すぐの卵巣の状態は針を刺した刺激によって少なからず炎症を起こしています。内膜を内膜を厚くする為のエストロゲンというホルモンの分泌は卵巣が元気な状態にあることが重要なので採卵後は一度お休みさせた方が体の状態が着床の準備をしやすいからです。

この胚盤胞までの到達に行くためには、精子と卵子の質が元気でないと自分たちのエレルギーで分割していけないのです。

細胞にエネルギーが足りないと途中で力尽きてしまうのです。

このような考え方から見ていくと、細胞＝（卵子と精子）が育つ過程でどれだけ元気であるかはとても重要です。

細胞の質を上げる為の取り組み

細胞＝卵子と精子の質を上げていく為の大切な考え方は、「細胞は食べたもので出来ている」

という考え方です。

今回、グレードの良い卵が採卵できたとお話ししてくださった患者さんもその意識を週間にして取り組んでくれました。

「その人にとって必要な栄養をその人にとって必要な量まで補充する」

食事だけではどうしても栄養をしっかり短期間で補充するのは、今はとても難しい環境です。

出来れば、サプリメントでサポートをしていくことをお勧めします。

食事があってのサプリメントなので、食事の意識が変わらないとサプリを摂取しても結果がうまくいきません。

お食事の意識もとても大切です。

食事を変えていくのはとても面倒が増えるように感じたり、我慢が増えたりとネガティブな方に捉えられがちですが、全然そんなことはありません！

むしろ、自分の体も旦那さんの体も健康になって普段の疲れからも解放されるので良い事づくしです！

先ずは、普段の自分の食事を書き出して栄養に偏りがないかをチェックして見ましょう。

お仕事している日とお休みの日でも随分と違っていたりします。

思っている以上に食べ過ぎていることもあります。

新しいことに取り組む前に今の自分の習慣から気づくことが大切です！

年末年始は、美味しいものばかりですが、少しゆっくりできる機会を使って自分振り返りをされてみてはいかかでしょうか？