2018年1月16日

妊活に食事の改善はやらないとダメですか？

おはようございます。

座間市で不妊整体専門院の整体を行っていますmakana院長の菊地です。

今日は、妊活と食事についてお話したいと思います。

患者様に「食事の制限や変えたほうが良いんですか？」と聞かれることが、あります。

この質問の答えはyesです！

考え方に前向きな方もいれば、やらなきゃいけないのか・・・とちょっと後ろ向きの方もいると思います。

なので、少し詳しくお話したいと思います。

そして、これを読んだあとにちょっとやってみようかなと思ってくださる方がいれば、嬉しいなと思います☆

なぜ、食事や栄養の見直しが必要でしょうか？

1.卵子は細胞というもので出来ている！

細胞は、身体の中に無数にあります。この細胞同士が集まり、身体を作っていると思ってください。

この細胞は、普段私達が口にしているもので作られます。

元気で質の良い卵子を作るには、きちんと栄養を送る必要があるんです。

ここをおろそかにしてしまうと、例えば卵巣の中で卵が育ちにくい・・・受精した卵が分割しにくい・・・

など、妊娠・出産にいく過程の最初の段階でつまづいてしまいます。

出産までの過程を簡単に説明しますと

卵子と精子が「出会う」→「受精する」→「受精卵が分割する」→「子宮に着床する」→「妊娠」→「出産」という過程です。

妊娠するかしないかを0か1かではなく、この過程で考えて頂きたいです。

そうすると、最初の卵子と精子が出会うところに卵自体が元気でないと最初の段階で上手く行かない可能性があるということです。

では、どういった事に気をつけていけば良いのでしょうか？

2.一番大切なのは、糖質制限です！！

最近良く耳にしませんか？「糖質制限」＝「ダイエット」ですよね？

違います！！「糖質制限」＝「健康」なんです！！

糖質という食べ物に何を想像しますか？

白米、パン、麺・・・などですね。これらを食べると血糖が上がります。

上がった血糖は、下げないといけません。そのために血糖を下げるホルモンが分泌されます。

そのホルモンがインスリンです。血糖を下げるホルモンは、これだけです！

糖質を食べすぎると血糖が上がり過ぎてしまいます。なので下げようとたくさんインスリンが分泌されます。

ここまでは、何となく聞いたことがある身体の仕組みだと思います。

大事なのは、このあとの身体の仕組みです。下がった血糖はまた上げなくてはいけません。

血糖を上げるホルモンは、いくつもあります。この血糖を上げるホルモンに女性ホルモンが作られる大素のホルモンが使われるんです。

血糖を上げようとするために、ホルモンの分泌が多くなってしまうと、卵を作ろうとする方にホルモンが足らなくなってしまいます。

質の良い卵を作りたいんだけども、血糖の維持を保つ方に優先してホルモンが使われてしまうので、足らない状態で卵子を作らなくては、いけなくなってしまうのです。

では、どうやって糖質制限をすれば良いのでしょうか？

3.食品の炭水化物と記載されている表示を確認する！

カロリーが高くても、炭水化物が低い方を優先しましょう。

体重を気にされて野菜ジュースや春雨を飲んだり、食べたりしている方は要注意ですよ！！

野菜ジュースも春雨も糖質が高いです！

果物は、デコポンやバナナは高いです。グレープフルーツより甘いと感じるものは、食べないようにしましょう。

どうしても、食べたい時は、イチゴなら1個、ブドウなら2個までです。

食事の制限は、本当に気持ちとの戦いです。ですが、身体に正しいことを続けると、必ず変化が出てきます。

また、正しい食事を意識して習慣づけることは、あなたが、赤ちゃんを授かった時に、お腹の中で大きく育ってくれるためにも必要です。そして、今度は、子供育てて健康な子供に成長させるときにも必要です。

 

それを、今から意識して改善していくことは、将来あなたの家族みんなが健康でいるために必要なんだと感じてもらいたいです。

妊活をされていらっしゃる方は、「妊娠」＝「ゴール」と考えてしまいがちですが、

「妊娠」＝「新たなスタート」であり、「家族の幸せ」＝「ゴール」だと思ってもらいたいなと思います。

栄養素のことや、食事の事でお悩みの方がいたら、ぜひ当院にご相談ください。