2018年7月31日

鉄分と妊活

こんばんは。

神奈川県座間市、海老名市で不妊整体をしています、菊地奈美子です

 

月末になると、溜まっていた仕事が一杯になって来てこんな時間にブログを書いております・・・

 

今日は、前回の少し続きになりますが、鉄分についてお話ししたいと思います

 

鉄の働き

鉄分には、体の中でたくさんの働きをしています。

血液を作るもと！

というイメージがありますね

 

その他には、体の中でエネルギーを作るもとになるミトコンアドリアに入っている酵素の一つでもあります。

エネルギーを作るもとなので、熱を作るもとでもあります。

なので、鉄分が足りないと熱を作ることが出来なくなるので、冷えに繋がります。

 

カタラーゼという中にも入っています

カタラーゼというのは、活性酸素を消去してくれる働きがあります。

 

なので、鉄分が足りないと、シミの原因になります。

女性は、妊娠・出産・授乳の時に多くの鉄分を失うので、産後にカタラーゼの活性化が下がってしまい、シミが出来やすくなるので普段からの鉄分の摂取は、大切です

 

また、脳内の神経の伝達物質にも大きく関わります。

注意力の低下や、イライラ感、食欲不振、抑うつ感などは、鉄不足によって起こるのですが、

「うつ病」や「適応障害」と診断されお薬の投与が始まってしまいます・・・

 

免疫機能にも働きます。

アレルギーや風邪を引きやすくなるのは、鉄分の不足から起きているかもしれません

 

あなたは、気が付いた時に体にあざが出来ている経験はありませんか？

皮膚や、爪、髪の毛、粘膜のトラブルにも鉄分が関係しているので、すぐにあざが出来やすい方、抜け毛がある方

歯茎から出血をしやすい方などは、貧血と言われなくても、鉄不足を起こしているかもしれません

 

子宮内膜と鉄分

鉄は、粘膜の材料になります。なので、子宮内膜と関係します。

鉄分が十分にあると、内膜の環境が整いやすく、ふかふかのベッドとなり、着床しやすい環境になり、

逆に鉄分が足りないと、「せんべい布団」のように固くなってしまい、着床しずらい粘膜というわけです・・・

 

あなたは、隠れ貧血？

人の体は、１日で約１mgの鉄分を吸収し、汗や尿や便で１日に１mgを失います。

なので、体の中に鉄が足りない時には、「貯蔵鉄」という鉄分で補います。

 

生理がある女性は、一回の生理で約３０mgを失うと言われています。３０日間で１回あるとすると、１日に１mg失っていることになります。生理がある女性は、すでに鉄分が足りていないという事になります。

 

鉄分が足りないと「貯蔵鉄」から鉄分を補充するので、「貯蔵鉄」がどれくらいあるのかが重要になって来ます

この指標になるのが、「フェリチン」という血液検査項目です。

 

普段は、ほとんど測ることはありません。

しかし、妊活をされているなら、知っておく必要があります。

 

フェリチンが低い→貯蔵鉄が少ない→鉄分が体の中で不足している→隠れ貧血→頭痛・肩こりの症状又は冷えやイライラ感

→子宮内膜に影響がある

 

葉酸を摂取している方が多いですが、鉄分は非常に妊活をされている方にとっては大切な栄養素です

鉄分の意識を普段のお食事に取り入れてみてはいかがでしょうか？

 

妊活セミナーでは、このような栄養の話、体の話、心の話など

普段クリニックでは、聞けないことをたくさん聞けます

 

そして、インターネットでは書いていない医療の情報もお伝えします

 

グーグルさんとの時間よりも少し外に出てご主人とお二人でセミナーに参加してみませんか？

 

８月２５日（土）

15：００〜１７：００

ハーモニホール座間２F小和室

テーマ：「心の話し」

 

9月２２日（土）

１４：００〜１６：0０

市民健康センター２F保健相談室

テーマ：「体の話し」

 

１０月２７日（土）

１５：００〜１７：００

ハーモニホール座間２F小和室

テーマ：「栄養の話し」

 

参加料：各回お一人１０００円（ペア割１５００円）

 

限定１５名まで

残り９名です

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電話での申し込み：０４６−２５５−１９１１